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こどもがご飯を食べない!離乳食を無理なく進める方法とは?

2017/02/14

子育て

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離乳食が始まる頃、赤ちゃんは身体を動かすことに楽しさを感じるようになり、いよいよ活発になってきます。

赤ちゃんは出てくるものを一生懸命食べますが、食べることに慣れてきたり、その子の成長度合いにより、遊びながら食べたり、食器をひっくり返したりするようになります。

「一生懸命作ったのに食べてくれない」
と、少なからずショックは受けるものです。

大丈夫、あなただけではありません。

今回は、私が子育てを経て経験した、
「食べない原因とあげる時の工夫」をお話します。

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ご飯を食べてくれない原因

①まだ食べ物に興味がない?体勢がいや?

赤ちゃんがご飯を食べてくれない原因はさまざまです。
昨日は機嫌良く食べていても今日は急に食べなくなることもあります。
離乳食は生後5ヶ月前後からあげる場合が多いです。

しかし、個人差があるため、時期が早いと食べ物に興味がないことから食べてくれなかったりします。
最初は椅子にも座り慣れてないので体勢が気に入らない場合もあります。

②味に飽きた?

他にも慣れないうちはどうしても嫌がることがあります。
少しずつ慣れてきているはずなのに、急に食べなくなった場合は同じ食材が続いていないですか?
赤ちゃんは大人と同じく、同じ食材が続けば飽きます。

③手掴みしたいのに邪魔してる?

また9、10ヶ月になると手掴みで食べ始めると思います。
1歳になるまでにスプーンやフォークの練習をさせたいという人もいるかもしれませんが、まだ手掴みがいいと赤ちゃんが思うとスムーズに食べてくれなくなる場合があります。

④お腹空いていない?まだ遊びたい?

このように食べない原因は赤ちゃんの月齢によっても違います。
しかし、月齢関係なく、お腹が空いていないことや遊びたいということがあります。大人のようにリズムが整っていないため、決めている食事の時間になっても、お腹が空くとは限りません。

楽しく遊んでいる時にご飯の時間がくると嫌がって食べない赤ちゃんは多く見受けられます。

食べない場合はどうすればいいの?

「食べないこと」には考えられる原因が沢山あるため、親はどうしたらいいのかわからなくなります。

うちの子だけ…なんて思うこともあります。でも心配しないでください。
これは誰しもが必ず通る道です。

少しの対策や少しの工夫で、お母さんと赤ちゃんにとって食事はとても楽しい時間になるでしょう。
それでは、どのような対策や工夫があるのかを見ていきましょう。

安心して座れるように椅子に工夫をする

椅子にまだ慣れていない赤ちゃんの場合、
椅子に恐怖心を持っているかもしれません。
お母さんと離れるのが嫌と思うこともあります。

そのような時は赤ちゃんに優しく話しかけ、
触れてあげながら離乳食をあげてみましょう。

少しずつ安心して慣れてくると思いますよ。

こぼされても大丈夫な環境を作る

こぼされて汚れると、どうしてもイライラすることがあると思います。
でも、赤ちゃんは悪気があってこぼしているわけではありません。

そういう場合は床にシートを敷いたり、
掃除が楽になるように新聞紙を敷いたりと工夫をしてみましょう。
100均で売っているレジャーシートや、
すぐに捨てられるゴミ袋を敷くのをオススメします。

そうすることで、お母さんも片付けが楽になり、
余裕をもってご飯をあげることができるでしょう。

赤ちゃんが好む離乳食を作る

赤ちゃんは食事に飽きることや、当然食べ物の好き嫌いもあります。
無理にあげようとはせず、好んで食べる食材を混ぜてみるなど、
一品は好きなものを出してみましょう。
赤ちゃんが好むものを知ることが大切です。

この時の好みが一生続くわけではないので、
偏食にならないかと心配しすぎる必要はありません。

温度を変えてみる

同じ食べ物でも温度が変わるだけでパクパクと食べ始めることがあります。
温めなおしてみたり、あまり冷ましすぎずに与えてみたり。
食材や味付けを変えるよりも簡単かもしれませんね。

環境、食器をかえてみる

毎回同じ風景に飽きてしまっているかもしれません。
そんな時は向きを変えたりしてあげましょう。

また、食材だけでなく食器に飽きる場合もあります。
普段とは違う食器に変えてみたり、
もし好きなキャラクターがいる場合はキャラクターものにしてみましょう。

白いお皿にキャラクターが少し書いてあるものがありますが、
食べ物に埋もれるためあまり効果が生まれないかもしれません。
そういった時は、食事を楽しめるようなお皿で出してあげると喜んで食べるかもしれません。

スプーンやフォークも大きさを考えてあげると良いです。

一品食べられるごとに褒めてあげる

食べない時に叱ったりしていませんか?
何も分からない赤ちゃんは、
叱られることで食べることが嫌になってしまいます。

優しく微笑みかけて、たくさん話しかけて、
リラックスして食べて貰える環境を作ることで赤ちゃんは安心します。
一品食べるごとに褒めてあげると、赤ちゃんもご機嫌になって食べ始めます。

離乳食を一段階戻す

赤ちゃんが食べてくれることが嬉しくなっても、
先走ってしまわないように注意してください。

食べなくなってしまった時は一度前の段階に戻してみましょう。
中期食なら初期食へ、後期食なら中期食へと戻すことで、
食べ慣れたものが出てくると赤ちゃんも安心するでしょう。

家族一緒に食べるようにする

赤ちゃんは家族の食事をみて食べることに興味を持ちます。
周りにいる大人が楽しく食事している様子をみせましょう。
赤ちゃんも安心して食べ始めますよ。

焦らず気長に待とう

最後にお母さんが毎日時間通りに食べさせたい気持ちはよくわかります。
ですが、無理に楽しく遊んでいる途中やお腹が空いていないのにご飯をあげると、赤ちゃんは機嫌を損ねてしまいます。

それ以降、食事の時間は楽しくないという感情が先に来てしまい、
食べてくれなくなる場合もあります。

それを回避するためにも、気長に待ちましょう。
焦ってもいいことはありません。
焦らなくても自然とリズムは整ってくるので、
赤ちゃんのペースに合わせてあげましょう。

お母さんの仕事は、赤ちゃんを元気に大きくしていくこと。
離乳食が進んでいなくても、赤ちゃんが元気で、
身体が発育しているなら、それだけでもばっちりなんです。

もし行き詰まったら、子育ての先輩に相談してみてください。
保健所の栄養士や保健師も相談に乗ってくれるはずです。

まとめ

赤ちゃんがご飯を食べない原因はその子によって違います。
その子によって工夫してあげる点も変わっていきます。

赤ちゃんがどのような理由で食べてくれないのか、
また食べなくなってしまったのかを知ってあげることが大切です。
知ってあげることができれば対策や工夫なども見えてきますよね。

少しずつ改善して、お母さんにとっても赤ちゃんにとってもストレスのない食事生活が送れると良いですね。
何はともあれ、焦らずに。

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この記事を書いた人ってどんな人?

妻のえすこです。 看護師を経て、出産を機に保健師に。 現場で得た経験を生かし、少しでもお役に立てる記事を書きます。

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