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元IT戦士による主夫ブログ

東京都の保育園落ちた!難病持ちはどうやっても勝てない。子育てしながら分かった苦労の連続と決意

2017/02/21

考え

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日本〇ね!から1年経ちました。
応募した方は、そろそろ保育園の合否が送られてくる頃ですね。
私たち夫婦も落選し、その言葉の意味が猛烈に分かるようになりました。

今回は日本の方々や、特に政治家に知って貰いたいため、
思ったことを書いていきます。

少しでも共感、関心を持たれた方にお願いがあります。
この記事をシェアしてください。
こんな小さな超弱小ブログですが、よろしくお願いします。

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保活について簡単に説明

テレビのニュースで「保活」という言葉を耳にしたことがある人は多いと思います。
保育園に入るための活動の略で、保育園に入れるための、謂わば戦略のことです。

他のウェブサイトなどで詳しく書かれているので簡易的に説明しますが、
ポイント制度のため、ポイントが高いほど選考通過しやすい仕組みです。

入園までの道のりは、ザッとこんな感じです。

・認可に申請する前に認証/認可外に入れておく(加点されるため)

・区の子育て支援係に相談

・嘆願書を書く

社会的弱者という立場

01
ポイント制が存在する限り、夫婦どちらかがフルタイム勤務ではない場合は落ちてもおかしくはありません。
我が家は私が病名のハッキリしない難病のため、仕事ができず主夫をしています。
妻は働いているものの、これらにより一般家庭よりポイントが低いことが考えられます。

できることとすれば、病気であることを証明する書類を集めることくらい。
病院で診断書を書いて貰い、嘆願書と合わせて区役所へ持って行きました。

結果はポイント不足により落選。
落ちたものは仕方ありませんし、他の方法を探るしかありません。
親として息子にとって良い道を作ることだけ考えています。

疑問の連続

02
1児の親になる前から思っていたことがあります。
保活という言葉を知った時に感じたことです。

・ポイント制っておかしくない?

・なんで認証/認可外に預けてまでポイントを稼ぐ必要がある?

・なんで子育て支援係に何度も行き、自分たちの現状を何度も相談せなあかんの?

・なんで嘆願書をわざわざ書いて届ける必要があんの??

個人的な対応を考慮した上で選考するということは出した者勝ちってことなんですよね。。
区によっては全く対応しないところもあるでしょうけど、
ポイント絶対制と予め統一してくれていればまだ納得はできたかもしれません。

数年前に感じた疑問をまさか当事者になって悲しむことになるとは思いもしませんでした。東京都への転入者が年々増加しているため、仕方がありませんが何か対策できることはないのかなぁ、と思います。

認可申請前に、認可外や認証を探し、
入園させて加点を得ないと認可に入園できないという現実。
「自分の病状では育児が困難」であることをアピールしても落ちてる方は多い。
共働きを望む家庭の場合、どちらか片方が就業を断念せざるを得ない。
とまぁ、おかしいなぁと思うことが多々あるわけです。

自分にできること

03
先日、国会で安倍首相が「女性の労働が増加しているため、2017年度内までに公約していた待機児童0は厳しい」と仰っていましたが、恐らく、この先数年で現状が大幅に改善される可能性は低いでしょう。

これは遠回しに「女性は働きに出るな」と聞こえてしまいます。
そもそも身近に子育てしてない男政治家には分からないんだろうなとも受け取れます。
行政は、昔ながらの考えで「誰か一人が家で子どもを見れるのなら、見ればいい」と考えているでしょう。

少しでもそういった人たちが少なくなるよう、
今後主夫としてこういった問題を取り組んでいこうと思います。
外と内では本当の問題点が見えづらいため、保育士の資格を取る方向で考えています。

子育ては変化する

04
子育ては、絶えず変化する存在を相手にします。
子どもは成長するのです。ミルクさえ飲んでいればいい時期はわずかです。
月齢・年齢によって、また個人によって異なる発達状態に対応しなければいけません。
しかも、こちらがやる気のある時だけ頑張ればいいわけでもありません。
子ども自身の意思も強くなり、それを24時間受け止めて行動しなければいけません。
この大変さは外で働いているだけでは分かりません。
私だって分かっていませんでしたから。
政治家は文面だけ読んでるだけでは理解までは至らないと思います。

高齢者の介護、難病患者や障がい者のサポートにも共通すると思いますが、
当事者だけが我慢していればいいなんて、絶対におかしいのです。

だから、まずは自分から動いてみようと思います。

働き方が多様になっているのだから、保育の場も、
従来の認可保育園だけに頼るのは限界があるのかもしれません。

家庭的保育者(保育ママ)も増えていますね。
男性保育士への逆性差別も話題になりましたが、保育パパって増えたらだめですか?
私は真剣に考えています。
保育の現場で働く方々のことを、中に入って知りたいです。

「日本〇ね!」と問題提起してくれたことに感謝しつつ、
じゃあ自分なら何ができるのか考え、行動したい。

これでポイント加点できたら面白い

05
働いて税金も年金もちゃんと納めたいのに。
せっかく子どもを授かって、将来きちんと納税できる成人にしようとしているのに。
働かずに家と公園にいろ、ということでしょうか?

オリンピックのボランティアに立候補したらポイント加点されますか?
2018年夏頃からボランティア募集するそうですね。
2019年度の入園を狙うのであれば、これは要チェックですよね?
海外からのお客様に「お・も・て・な・し」したらポイント加点してくれるんですか?
メダル獲得のために協力したら優先順位上がりますか?

オリンピックが終わったら、競技場は大規模保育施設に生まれ変わって、
やっと待機児童がゼロになるんですかね?
2017年が厳しいなら、まぁ2021年くらいにと考えてるんですかね?
オリンピックの混雑、騒音に我慢できた都民なら、保育所の賑やかさくらい大らかに受容できるのではないでしょうか?
保育園開設のハードルは低くなるかもしれません。チャンスです。

とまぁ冗談ではありますが、
大量の血税の使い道を少し考え直す機会を設けてほしいものです。

まとめ

誰が悪いとか、そんな端的な話ではなく、
成るべくして成った社会なのですが、
こんな状況の悪い中でもできることはあると思います。

みなさんはどう思いますか?

私はとにかく、できることから始めて行こうと思います!

ゆすこでした!

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