ストレスによる心因性蕁麻疹になった経緯と治療。対処法は？

2016/12/06 2017/03/08

知っ得

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蕁麻疹は放っておくととんでもないことになります。
私は無茶な環境下でストレスの溜まる生活だったからか、
ポツポツと肌が荒れ始めたのがはじまりでした。

無意識に掻いてしまったりで、これがまたじわじわと広がってしまい。。
心因性蕁麻疹という診断に行き着きましたが、
診断にそこそこ時間がかかったことで、完治するまで時間を要しました。

治すために自身ですべきことを中心にお話します。
では、いきましょう。

1 心因性蕁麻疹について
2 診断経緯
3 自分にできること
4 痒みを抑える対処法
5 まとめ

心因性蕁麻疹について

病院で診察を受けたところ、
この3点が原因だろうと医師が仰っていました。

・プレッシャー

・精神的ストレス

・肉体疲労

私の場合はこの3点がもろに当てはまっていました。

当時アメリカで2か月間ライブツアーしていたのですが、
なんせ一つ一つの会場がやたらと遠いんですよね。。

数百キロは当たり前で、車で10時間走りっぱなしを繰り返す日々。
当然、精神的にストレスもやられますし、肉体疲労はMAXでした。

最初は水が合わないのかな？
それとも酒の飲みすぎ？

とかも、考えましたが、それが原因で蕁麻疹が出たことがなかったので、違うな、と。。

このように考えられる原因はいくらでもありましたが、この当時は著しく生活に変化があったので、総括するとこの3点しか考えられなかったんですよね。

病院に行くことも考えましたが、10倍の医療費を払う余裕もなく。。まぁ放置してしまったのがそもそもダメなんですけどね。そのうち治るだろうって楽観視してたんです。ほんとどうしようもないポンコツ野郎でした。笑

発症から約2か月放置していた間、手→腕→足..と蕁麻疹が広がっていきました。
少しだけ荒れてるだけでも、慎重に判断し、病院に行くことをオススメします。

診断経緯

この診断に至るまで、3か所の病院を回りました。

その内の2か所は食べ物で蕁麻疹が出たのでは？
という診断でしたが、貰った薬を塗っても回復せず。

結局、蕁麻疹を専門にやっている病院を探したんです。
そこで心因性蕁麻疹、もしくは突発性蕁麻疹と診断されました。

前者は先ほどの通りですが、後者は原因不明とされる蕁麻疹の総称です。
全体の70～80％は原因が特定できないため、治療に時間がかかるものもあるそうです。
蕁麻疹は様々な原因が考えられるらしく、単純に塗り薬を塗るだけでは治らないこともあるそうです。

そこで貰ったステロイド剤を塗ったところ、2，3週間で改善！！

が、、
治ったから良しではなく、それ以来、皮膚がただれ易くなった気がします。
もうちょっと早めに診て貰えば変わったのかな？とか思ったりしています。

自分にできること

何が原因なのか知ろうにも、素人では分かりません。
誤った解釈の上、治療と結びつかないことを自身で行い、悪化させては本末転倒。
早く治療しないとどんどん爛れていくケースもあるため注意が必要。
他の病気の可能性だって有り得ますしね。

病院で診て貰う際、何かしらメモを持っていくと正確な診断に結びつきます。

◆原因と考えられるカテゴリ

・食べ物、飲み物

・生活環境

・動物や昆虫

・ダニ、ハウスダスト

・発汗がひどい

こういったカテゴリの中で当てはまってる可能性があるかを、まず自身でまとめてみてください。
生活の中で変化があったらその詳細も。自身がアレルギーを持っているかなども含めると尚良いです。
時系列でまとめたぺライチのシートだと安心です。

例えばこんな感じ。

一例
年月日	既往歴	備考
2002年	マイコプラズマ肺炎発症	○○を処方され、使用後に改善
2008年	金属アレルギー発症	金属を身に付けない場合は肌荒れせず
2009年	麻の服により肌が爛れる	〇〇病院で〇〇を処方され、使用後に改善。以降は通院せず麻の服を着ない限り発症していない
2015年	〇〇の手術を受ける	術後良好のため、現在は通院せず
2016年7-9月	蕁麻疹発症	〇月〇日に〇〇病院で〇〇を処方してもらうも、使用後に改善せず、現在に至る発症までの経緯： 2016/7 手の甲の蕁麻疹が発症。時差に加えストレスのかかる生活の中、手の甲に小さなぶつぶつが2cm程出てきたものの、薬を使用せずそのまま放置。当時、発汗、日差しを大量に浴びていた。日々の睡眠時間が3時間と短く、眠れないので酒を毎晩飲んでいた。それに加え、生活環境が悪く、非常にストレスの負荷が大きい生活を送っていた。 2016/8 8月初旬に手の甲以外の箇所、腕、足 8月下旬には、お腹、背中に蕁麻疹がでる（顔以外）冷やすように心がけるも改善せず、そのまま放置。生活環境も改善せず、7月のまま。 2016/9 現在に至る他病院では食べ物が原因で蕁麻疹が発症したのでは、とのこと。しかし思い当たる節はなく、血液検査結果も良好。これまで食べ物で蕁麻疹が出たことはない。

もっと詳細を書くべきかもしれませんが、要点だけでも十分と思います。
このシートの中で重要なのは、蕁麻疹との関連性のある既往歴があるか否かというところ。
アクセサリーや麻で皮膚がやられたことが過去にあります。
シートに書いておけば、医師からその時の状態を聞いてくれるでしょう。

なんでこんなことを？と思うかもしれませんが、
医療関係者が必要とする情報を、一般人がたった10分の診察で全て話しきるのは正直、難しいと思うんですよ。
伝え忘れたことがある場合、何度も行くのも大変なので、予めそういったものを用意しておくと自分にとっても、医師側にとっても幸せなことなんです。
誰でもパッと見てわかるようにしておけばそういったことも安心ですし、
パソコンにそういう書類をまとめておけば、初めて行く病院でも、それを渡せばある程度は説明せずとも理解してくれますしね。

痒みを抑える対処法

患部を冷やすことと、服などの摩擦を防ぐこと。
この2つにつきます。
氷を入れたビニール袋を布で巻き、患部にあてることくらいでしか痒みは抑えられません。
後は、熱いお湯も避けた方が良いとのことでした。
痒いため熱いシャワーを浴びることが多かったのですが、「ダメだったんだな」と後悔しました。
これらは単純に痒みを抑えるだけの対処法なので、これで治るとは思わないでください。