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元IT戦士による主夫ブログ

保育士が語る!保育士になるまでの道のりは思った以上に険しかった件

2017/04/25

保育園 保育士

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こころです。私は保育士資格を保有しています。
2年間専門学校に通い、学校を卒業するのと同時に資格を取得しました。

その他、通信制大学を受講したり、自力で国家試験を受けるという方法もあるようですが、私は地元に専門学校があったため、迷わずにそこに通うことを選びました。

今日は、保育士資格を取得するまで(専門学校を卒業するまで)に、私が大変だと感じたことや、他の友人が苦労していたことなどをご紹介出来たら・・・と思います(^^)

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苦労することナンバー1はピアノ!!

専門学校ではピアノの授業があります。
この“ピアノを弾けるようになる”ということが、ダントツで大変なわけです!!

初心者はバイエルという、基本的な音符や楽譜の読み方から学んでいくのですが、両手で弾けるようになるまで、猛練習が必要になります。

幸い、私はもともと独学でピアノを練習し、合唱のピアノ伴奏を弾けるくらいのレベルだったので、ピアノの授業はそれほど苦労することなくクリアできたのですが・・・(^^)

全くピアノに触ったことが無いという友人たちは、それはそれは苦労していました(>_<)

単位を取得するためには、ピアノの試験があり、バイエルやクラシックなどの演奏・童謡の弾き語りを行いました。

簡単な曲でも良いので、最低限ピアノを両手で弾けなければ、単位はもらえません。

ピアノの単位をもらえないが為に、何度も追試を受け続け、みんなと一緒に卒業出来るか怪しいという同級生が何人かいました。

実際の保育の現場では、ピアノが得意な保育士と不得意な保育士がいて、得意な保育士が行事などでピアノ伴奏を担当する、というようになるので、ピアノが苦手でも何とかはなるのです(*^_^*)

でも、時に「全員が順番に弾かなければならない」と園長の方針があったり、不得意な保育士が集まってしまったりという時には、不得意でも弾かなければならない場面もあるかもしれません。

ここまで散々、“ピアノは大変だ!!”っということを言ってしまいましたが...。

向き・不向きはあっても、練習を重ねれば、ピアノは絶対に弾けるようになります!!(^^)

こんな所への実習もあります!

私が1番大変だったと感じたのは、実習でした。

1年生時~保育園実習・知的障がい者施設実習
2年生時~保育園実習・知的障がい者施設実習

と、それぞれ1年に2か所実習に行きます。

保育士になるためには、意外かもしれませんが、知的障がい者の施設にも実習に行くのです!

1年生時は期間も短くあっという間でしたが、2年生時は期間も長く、実践実習などもあるので、それはそれは大変でした(>_<)

簡単に、それぞれどんなことを行うのか?を紹介したいと思います★

<保育所実習>

・1クラスに入り、子どもと一緒に遊んだり、給食・寝かしつけ・オムツ交換など、全てを体験させてもらう。

・2年生時の実習では、30分程の時間を使い、自分で考えた設定保育を行う。

↳製作・運動あそびなど、立案・準備・進行など全てを行う。

・帰宅後、毎日実習日誌を記入し、担当の保育士に提出し、チェックしてもらう。

*私は、実習に行った時期が運動会時期だったので、年長クラスが練習していた旗を持ちながら踊る遊戯を利用し、旗作りの製作~作った旗を使い踊るという設定保育をした記憶があります(*^_^*)

<知的障がい者施設実習>

・利用者の行う活動(パン作り・資源回収・クリーニング作業など、その人に合わせた仕事)に一緒に参加させてもらう。

・利用者と交流しながら、障がいについて学ぶ。

・毎日実習日誌を記入し、担当の方に提出し、チェックしてもらう。

*記憶が曖昧な部分もあるのですが、こちらの実習では、数週間施設に泊まり込みで実習をしました。

泊まり込みというのは、障がい者の施設は比較的、自宅からは通えないような地方にあることが多いためです。

利用者の方々の障がいの種類・度合いによって、実習生には出来ないことも多いので、1日を一緒に過ごさせてもらいながら交流をするというような感じだったかと思います。

実習自体はとても大変で、心身共にどっと疲れますが、実際の現場を体験できるというのは、とても貴重な機会でした。

保育士を目指すなかで、自分では想像もつかないような仕事・作業があったり、現場での仕事を知ったうえで、“この仕事に就こうか?”を、改めて考えることが出来ました。

手作りおもちゃを作る授業で・・・

ほとんどが座学の授業なのですが、なかには“手作りおもちゃを作る”という授業もありました。

私はフェルトを使い、サイコロ状の抽選BOXのような物を作りました。

フェルトを切り貼りしてそれぞれの面にイラストを付けたり、全て手縫いでちくちくと縫っていきました。

私・・・細かいことが大の苦手なので、もう嫌で嫌でたまりませんでしたっ!!笑

でも、それが案外、役立ったのですよね♪

実習に持って行き、設定保育の際に、

「先生は今日、この何でもボックスを持ってきました~!!」
っと子どもたちの注目を集めながら、導入していく小道具に使ったり♪

アルバイト先で、来店してくれた子どもにプレゼントを渡すために使ったり♪

苦手でも頑張って作って良かった~!!って思えました(*^_^*)

全ての学校で同じように“手作りおもちゃを作る”というような授業があるかどうかは分かりませんが...(>_<)

私のように裁縫の苦手な方は、そんなこともあるのか~!っと心に留めておいてください(^^)

授業でなかったとしても、いざ現場に行って働くと、お遊戯会の衣装やら、手作りおもちゃやらで、ミシンや手縫いでちくちく縫う作業はけっこうあるかと思います★

その他、こんなことをしました!

私の通っていた専門学校では、こんな行事&取り組みがありました!

こんな行事や活動に取り組みました!

・畑仕事

・ゼミ活動

・宿泊研修&修学旅行

・学校祭

・運動会

・卒業記念の舞台

畑仕事では野菜を作り、ゼミ活動では色んな施設を訪問して出し物をしたり、宿泊研修ではテントを張って泊まり、学校祭では合唱コンクールがあったり、運動会では徒競走にリレーに盛り上がり、卒業記念の舞台では、オペレッタなどの出し物を・・・(^^)

色んな行事が盛りだくさんの学校で、その合間に実習があったりと、壮絶な2年間でした。

でも、色んな行事や活動で経験したあれこれは、社会人となった今でも、自分の糧となっているのだな~と実感します。

まとめ

いかがでしたか?
保育士になるまでには、ピアノの練習・実習・座学での勉強・実践練習など、現場に行った時に困らぬよう、色々な練習・訓練が必要になります。

時に、「苦手だな」「めんどくさいな・・・」「嫌だな・・・」っと思ってしまうこともあります。
っというか、私は2年間、何度も嫌になりました(笑)

でも、現場で働いてみると、どれも必要な学びだったのだと気付かされます。

そして、2年間色々な壁を乗り越えたからこそ、現場で苦手なこと・面倒なことに出会った時、「よし、やってやろう!!」と目の前の壁に立ち向かっていくことが出来るのだと思います。

保育士になるまでにもたくさんの努力が必要ですが、働き始めても、日々勉強&挑戦なのですね!!

その人によって、苦手とすることや努力が必要となることは違うかもしれませんが、
保育士になるための学びに限らず、
人って結構頑張りがききます!!

頑張ったら色んなことが出来るようになります!!
努力は必ず報われます!!

この記事を読んで、「私には無理かも・・・」なんて思わずに、「苦手なことも頑張れば案外出来てしまうんだ!」って前向きに考えてみてください(^^)

大雑把・ズボラ・めんどくさがりの3拍子が揃った私に出来たので、大丈夫ですよ♪

保育士になりたいけれども不安を感じている、という方が1人でも多く、夢に向かって歩き始められますように・・・★

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この記事を書いた人ってどんな人?

ライターのこころです。地方在住の保育士兼業主婦です。

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